少年が目を覚ますと、何故か○女の姿で見知らぬ異世界にいた。 そして内ポケットには、言葉を発する奇妙な筆。 「……汝、力が欲しいか?」 「……いや、いらないです。文章力が欲しいです」 その筆は、どうやら細かく執筆した情景を具現化できるという能力がある――のだが、判定はかなりシビアであり、何より致命的に文章力が欠如してしまっていた! 何度も何度…






少年が目を覚ますと、何故か○女の姿で見知らぬ異世界にいた。 そして内ポケットには、言葉を発する奇妙な筆。 「……汝、力が欲しいか?」 「……いや、いらないです。文章力が欲しいです」 その筆は、どうやら細かく執筆した情景を具現化できるという能力がある――のだが、判定はかなりシビアであり、何より致命的に文章力が欠如してしまっていた! 何度も何度…