尊敬する職場の橘先輩。 物覚えの悪い俺はいつも怒られてばっかりだ。 その日の夜は酷い雨風だった。 電車が止まり帰宅が難しくなった先輩は、すぐ近くに住む俺の家に避難させて欲しいと提案してくる。 初めて女性を家に入れることに心躍る一方で、男の家に無抵抗で上がり込む先輩に対して抱くひとつの違和感。 ―俺は男として見られていないのでは? 疑問をぶつけると帰っ…




尊敬する職場の橘先輩。 物覚えの悪い俺はいつも怒られてばっかりだ。 その日の夜は酷い雨風だった。 電車が止まり帰宅が難しくなった先輩は、すぐ近くに住む俺の家に避難させて欲しいと提案してくる。 初めて女性を家に入れることに心躍る一方で、男の家に無抵抗で上がり込む先輩に対して抱くひとつの違和感。 ―俺は男として見られていないのでは? 疑問をぶつけると帰っ…